自閉症について 3
私がかつてある幼稚園で自閉的傾向児について話しあったときに、そこのベテランの先生が次のような面白い表現で話しているのを記憶しています。
それは自閉傾向の子どもには、体罰とリンチが良いというのです。
ずいぶん乱暴な表現で、いまどき体罰やリンチを看板にした教育ができるはずはありませんが、これは別の言い方をするならば、スキンシップと子ども同士の働きかけのことです。
前者は教師が子どもと肌でふれあうことであり、後者は子どもの集団の横の関係です。
現在の社会ではこの両方ともにとかく欠ける傾向があるのはご承知のとおりでしょう。
子どもを育てる場合に、母親はいろいろの場面でしかろうか、しかるまいかと自問自答します。
沢山ある育児書を読んでいったいどうすれば良いしつけができるかいつも悩んでいます。
さてしからねばならないときになると、考えた末に、たたくこともどなることもせずに、じっと我慢するという、まるでハムレット型の親が多くなっています。