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2011年01月 アーカイブ

「学校拒否」について

学校拒否については最近ではだれでも知らない者がないくらいに社会の話題になっているので、皆さんはよく知っておられることと思います。


またどうすればよいかということについてもいろいろの本を読んでおられるでしょう。


私は簡単に次に記したような区別を考えておくのが都合が良いと思います。


まず衰弱型です。


体質的にも自律神経症状などがあり、元気がなく、幼いときから何か自分でやる意欲がすくないタイプです。


第2に消極型です。


やる意欲はあるが、引っこみ思案で、他人がプッシュしないと自発的にやりません。


登校は何かのきっかけで気がすすまないということになります。


第3に積極型です。


自分なりの考え方がはっきりしているのだが、親の期待の重圧のなかで、迷い、その積極性をのばすときを待っているというわけで、学校を休むのは、それなりの意志がある。

「学校拒否」について 2

第4は不安定型、神経症型で、表面なんのことはないようにみえながら自分ではひどく悩んでいて、何かのきっかけで家庭内暴力のような非行をひきおこすものです。


次にこのような型をきめることの功罪ですが、実際は子どもが育っていく間に、発達の段階によって、前記のいろいろな型が移行しているわけですから、年齢の因子を考えねば意味がないでしょう。


さらに、このような型はなぜできたのかというと、むしろそれは親子関係、子ども同士の人間関係によるものであります。石塚孝一氏によると、これらをまとめていうと、子どもの生来の素因、性格、発達過程の問題、親子関係、人間関係というように多方面からのかかわりのなかで学校拒否というひとつの症状をあらわしているのであり、それに伴って、家庭内暴力もその発生の原因は実にさまざまな場合が想定されます。


ここで3つの例をあげてみましょう。


第1の例は中学校1年のころから特別理由なく学校を休むようになりました。


もっとも初めのうちは原因となるものがあり、登校時間になると頭痛、腹痛などが現れてきて、親も病気かもしれないと病院をあちこちしてるいうちに、どうもそれが原因ではないと感じだして、手を変え品を変えて、なだめたりすかしたりしても、どうしても朝になると部屋に閉じこもって出てこない。

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