影を落とす社会的影響

テレビではラジオと違って、もはや討論に入る前に勝負がついていたのです。


ところで、テレビの社会的功罪については、アメリカでも多く論じられている点です。


学者の間でも賛否両論ありますが、一般的にはカリフォルニア州立大学の社会学者トマス・M・カンドーのような批判的立場に集約されそうです。


彼は、


「私の第一の論点は、アメリカのテレビの自由化を嘆くことに必ずしもあるのではなく、それが多くの場合反家族的となっていること。


したがって、テレビはおそらく1950年代ほどには、家族的調和を通ずる社会的安定の利益には貢献していないことを明らかにすることである」


・・・として、次のような観点をあげています。


第一は、テレビの家族制度への影響です。


家族の結合に役立っているかどうかです。


第二に、テレビが民主主義教育のツールとして役立つものであるかどうか。


・・・これには危険なプロパガンダのツールとして使われるおそれから、子供の学力の低下にまで批判があります。

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