横浜美術館と美術の広場 2
敷地に制約のないみなとみらい21地区に建造された横浜美術館は、デザインも思うままに趣向をこらしています。
美術館に面した広場に造られた噴水は、水柱が形をかえながら動的な美観を展開して見せます。
美術館館内へ入ると、三階へ十八メートルの吹き抜け、ガラス張りの天井、石段を組み合わせて広びろとした空間の、グランドギャラリー、エントランスホールです。
近ごろは建物の中に光、水、緑などを取り入れて、中庭のような空間を持つ設計が多くなりました。この建築様式は、古代ローマ時代以来の古い歴史を持つアトリニウムというそうです。
この方式は日本でも十年ほど前から目に付くようになりましたが、高温多湿の風土と、都市の限られたスペースの中では効果的な設計ということにもなるのでしょう。